研究授業,終わる。〜算数科の授業における考えの広がり,深まりとは?〜

みなさん,ご無事でしょうか。

 

うちは床下浸水程度ですみました。

 

今日は畳をあげて,板をとって,扇風機で風を送るようにする。

と文字で書くとすごく簡単なことを2時間ぐらいかけてやりました。

 

できることがあれば,お手伝いに行きたいなと思う今日この頃です。

 

 

さて,木曜日に研究授業(部研)が終わりました。

 

部研なので中学年部の先生が見に来るだけかと思いきや,

けっこう見に来てくださってましたね。

 

まあ,誰々来てるか確認する余裕はなかったですけど。

 

今回の授業をしてみて,成果と課題はそれぞれあるんですが,

自分なりに気になったことがタイトルにも書いている,

 

「算数科の授業における考えの広がり,深まりとは?」

 

です。

 

 

うちの学校の研究テーマに

 

「他者とのかかわりによって,考えを広げ,深める」

 

うんぬんというのがありまして,

 

研究の内容には

 

「子どもたちの考えを広げ,深める教師の切り返し」

とか

「効果的なペア・グループの設定」

とかあります。

 

 

僕は小数の導入の授業をしたんです。

 

「3年生で学習した“1Lを10等分して0.1Lをつくる”をつかって,0.1Lを10等分して0.01Lをつくる」ところです。

 

まあ,いわゆる“よく研究授業でやる”ところではないです。

 

でも,授業の中で子どもたちの「わからない」という声を拾ったり,

 

「わかった」と言う子にヒントを出してもらったり,

 

「ここまではわかるけど・・・」という子の考えを取り上げたりしたつもりです。

 

いつもどおり,短いペアの活動は10回以上入れたんじゃないかな,と思います。

 

 

協議会では「研究テーマには合わないところかな」とか「ここは教えるとこよな」といった声を聞きました。

 

僕は,「考えを広げ,深める」授業(研究授業)って,よくある4年のL字型の面積のとことか,5年の複合図形の体積のとことかの考えがたくさん出るところでしかできないのかな?と思っています。

普段の算数の授業は教えるべき知識があり,考えがたくさん出る場面はそんなにないのではないかと思っています。

研究授業で普段あまりしない授業を一生懸命することにどれだけの意味があるのか。

 

↑は僕のここ数年の算数の校内研究における課題意識です。

 

 

 

「考えを広げ,深めるとは,そもそも何なんだ?」

 

 

僕は思いました。

 

 

疲れたので,今日はこの辺にします。

 

ビール2本目でほろ酔いで,

まとまりのない文章ですみません。